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SSI2018 プログラム

プログラム概要

プログラムは変更されることがあります.

講演日程表

 

詳細プログラム

プログラムの詳細はこちら(PDFファイル)からご覧下さい.

各講演の講演番号もこちらからご確認いただけます.

セッションテーブル

  時間 詳細
11月25日(日) 10:10-10:20
開会式
 
10:20-12:00
口頭発表 1
O3-1 (SS14-05)
O3-2 (SS11-04)
O3-3 (GS01-21)
O3-4 (SS18-02)
13:00-14:00
ポスタープレビュー 1
(前半)
ポスター発表 1 (前半)のプレビュー
※以下のセッションの講演番号末尾奇数番号が対象
14:00-15:15
ポスター発表 1
(前半)
※講演番号の末尾奇数番号が対象
SS02 スマーターワールド実現のための新たなシステムズアプローチ
SS03 ヒューマンモデリング
SS05 生体計測に基づく生体機能の理解とその応用
SS08 強化学習とそのハイブリッド手法の最前線
SS10 コンピュテーショナルインテリジェンスとデータ分析
SS12 教育における先進的データ利活用
SS15 システム・シミュレーションと最適化手法
SS18 ビジネス・インフォマティクス
GS01 システム工学
GS02 知能工学
15:30-16:30
ポスタープレビュー 1
(後半)
ポスター発表 1 (後半)のプレビュー
※以下のセッションの講演番号末尾偶数番号が対象
16:30-17:45
ポスター発表 1
(後半)
※講演番号の末尾偶数番号が対象
SS02 スマーターワールド実現のための新たなシステムズアプローチ
SS03 ヒューマンモデリング
SS05 生体計測に基づく生体機能の理解とその応用
SS08 強化学習とそのハイブリッド手法の最前線
SS10 コンピュテーショナルインテリジェンスとデータ分析
SS12 教育における先進的データ利活用
SS15 システム・シミュレーションと最適化手法
SS18 ビジネス・インフォマティクス
GS01 システム工学
GS02 知能工学
11月26日(月) 9:00-10:20
口頭発表 2
O2-1 (SS06-10)
O2-2 (SS09-12)
O2-3 (GS09-03)
O2-4 (SS09-07)
10:55-11:35
ポスタープレビュー 2
(前半)
ポスター発表 2 (前半)のプレビュー
※以下のセッションの講演番号末尾奇数番号が対象
11:35-12:50
ポスター発表 2
(前半)
※講演番号の末尾奇数番号が対象
SS04 関係性デザインと関係論的システム
SS06 適応システム
SS07 集合知とコミュニケーション場のメカニズムデザイン
SS09 自動運転・運転支援・運転行動解析
SS16 エネルギー管理におけるシステム・情報・制御技術
SS17 健康社会のための最新生体画像計測とその応用
GS03 自律分散システム
GS06 社会システム
GS07 分子ロボティクス
GS08 関係論的システムデザイン
GS09 先端コンピューティクス
13:30-14:30
ポスタープレビュー 2
(後半)
ポスター発表 2 (後半)のプレビュー
※以下のセッションの講演番号末尾偶数番号が対象
14:45-16:00
ポスター発表 2
(後半)
※講演番号の末尾偶数番号が対象
GS03 自律分散システム
GS06 社会システム
GS07 分子ロボティクス
GS08 関係論的システムデザイン
GS09 先端コンピューティクス
SS04 関係性デザインと関係論的システム
SS06 適応システム
SS07 集合知とコミュニケーション場のメカニズムデザイン
SS09 自動運転・運転支援・運転行動解析
SS16 エネルギー管理におけるシステム・情報・制御技術
SS17 健康社会のための最新生体画像計測とその応用
16:15-17:15
特別招待講演1
中村重仁 氏(富士フイルム富山化学株式会社 生産技術部 副部長)
「製薬企業のこれまでとこれから(今後のビジョン)」
17:15-18:15
特別招待講演2
荒井幸代 氏(国立大学法人 千葉大学大学院工学研究院)
「守破離:型破りなAI実現に向けて ~見真似で師を超えるための仕掛け~」
18:40-20:40
技術交流会
ANAクラウンプラザホテル富山
11月27日(火) 9:00-10:20
口頭発表 3
O3-1 (SS14-05)
O3-2 (SS11-04)
O3-3 (GS01-21)
O3-4 (SS18-02)
10:35-12:35
ポスタープレビュー 3
ポスター発表 3のプレビュー
13:00-14:30
ポスター発表 3
SS01 IoT/CPS=実世界とサイバ空間の相互連携システムにおける基盤技術
SS11 IoT時代の計測・制御・システム
SS13 不便益システムのデザイン
SS14 進化計算と最適化の新潮流
GS04 コンピューテーショナル・インテリジェンス
GS05 離散事象システム
14:45-15:15
表彰式・閉会式
 

 

特別招待講演

特別招待講演1

中村氏近影

「製薬企業のこれまでとこれから(今後のビジョン)」

中村重仁(富士フイルム富山化学株式会社 生産技術部 副部長)

富山県の医薬品産業は、“くすりの富山”として全国に知られ、江戸時代からの歴史と伝統を有し、現在も県の主要産業のひとつとなっている。 旧富山化学工業(富士フイルム富山化学は,2018年10月に,富士フイルムRIファーマと富山化学工業が統合)は、昭和11年に富山県富山市で創業し、感染症治療薬を中心に多くの医薬品を世に出してきた。昭和56年に発売し、その後もラインアップを増やしてきたペニシリン系抗生物質群は105ヵ国で承認され、現在も世界の医療に貢献している。 製薬と聞くと、新規化合物を『創る』(創薬)が一般に注目されがちであるが、創薬だけでは新薬として完成しない。化合物を錠剤や注射などの形態に加工する『造る』技術(製剤)もそれ以上に重要である。当社は、主力である注射剤の製剤化を通して、①精密なプロセス制御、②無菌の製造コントロール、③機能性材料の開発などの技術を獲得してきた。これらの技術を結集し、直近では国内初となるリポソーム製剤(ドラッグデリバリーシステムのひとつ)の生産工場建設に着手している。 一方、新薬開発には莫大なコストと時間を要するため、“創薬”と“製剤”を全て自前化することは体力的にも難しくなり、製薬企業はそれぞれ特長を出した重点化・成長戦略を描いている。 また、富山県は『世界の薬都とやま』構想を掲げ、産官学連携を進め医薬品産業のさらなる飛躍を目指しており、当社もその一翼を担っていきたいと考えている。 以上の観点について、具体的な事例を挙げ、これまでの成果とこれからのビジョンについて紹介する。

中村先生 ご略歴
平成7年 東北大学工学部 分子化学工学科卒業.同年,富山化学工業株式会社入社.平成13年 富山工場 生産技術部に着任後,注射および経口製剤製造設備の設計,工場・研究施設の設計・施工に従事.平成26年より現職.

特別招待講演2

荒井氏近影

「守破離:型破りなAI実現に向けて ~見真似で師を超えるための仕掛け~」

荒井幸代(国立大学法人 千葉大学大学院工学研究院)

1990年代,強化学習は,報酬というスカラー量さえ定義できれば「未知の環境での行動が獲得できる」手段として注目された.また,時を同じくして進化計算アルゴリズムをはじめとする創発志向アルゴリズム研究が盛り上がり,その後の10年は学習性能の向上をめざした階層化,モデルの導入,あるいは,状態観測の不完全性,マルチエージェント系での収束性など定型的シナリオで研究が進められてきた.一方で,強化学習の潜在的課題として,「報酬,状態空間」設計の難しさが表面化しはじめた1998年,U.C. BerkeleyのStuart Russell,Ngらによって,環境モデルから報酬を推定する逆強化学習の考え方が示された.さらに2000年には同グループのAbbeelらが,行動軌跡から報酬を推定する見まねベースの逆強化学習,2003年にはSergeyらが報酬と状態設計を交互に改善するFIRLの提案が相次いだ.この流れの中で,深層学習がにわかに注目され,強化学習を導入した深層強化学習によるAtariの成功を受けて,ますます,報酬設計の困難さが浮き彫りにされている.
逆強化学習や生成モデル(GANs)の出現を受けて強化学習は,これまでの試行錯誤だけではなく,「師匠の型」を導入した従来の模倣学習から,さらに「師匠の目指すところ」を推定する仕組みを与えるアプローチへと向かっている.
日本の伝統芸では,師匠を超える技術を習得するプロセスとして「型を模倣する:守」,そして,「基本の型を超える過程である:破」を経て,師匠とは異なる「独自の型が生まれる:離」と言われる.本講演では,そのための基本となる逆強化学習および,深層強化学習,生成モデルの概要を紹介するとともに,「守→破→離」へと展開するための方向性を議論する.

荒井先生 ご略歴
慶應義塾大学理工学部卒業後,ソニー(株),東京工業大学院理工学研究科制御工学専修了,博士(工学).Carnegie Mellon University, Robotics Institute,Fraunhofer AIS,京都大学大学院情報学研究科客員助教授を経て,現在,千葉大学大学院工学研究院教授.マルチエージェントシステム研究に従事.人工知能学会,計測自動制御学会,電気学会,日本OR学会,電子情報通信学会,AAAI,ACM各会員

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